こんにちは。
すごい改善の吉田です。
Excelセミナーを開催しといて言うのもなんですが、
Excelの作業そのものに仕事上の価値はありません。
価値があるのは、Excel作業の結果としてできた「成果物」です。
ですから、その成果物ができるまでの作業時間を最小化するノウハウが重要なのです。
私たちが毎週のようにExcelセミナーを開催しているのは、
そのノウハウを普及して、多くの方により有意義な時間を過ごしてほしいからです。
そのために具体的に必要になる知識が、基本的な計算式の作成に始まり、
比較演算子と論理式、いくつかの関数と機能と操作、
そして「データベースファーストの原則」や「インプット・マスタ・アウトプットの原則」です。
決して難しいものではありません。
わずかな勉強時間だけでその基礎は理解できるものです。
もちろん実務で発生する様々な「面倒な作業」をラクに済ませるためには
そうした関数などをうまく組み合わせるアイデアも大切になります。
そのようなケースで活用される関数はせいぜい30個前後です。
関数全体の1割以下です。つまりたったそれだけ知っていればいいのです。Excelなんて。
もっと言えばExcelのノウハウなんかよりも、
そもそもExcelで「何を作るのか」…これが大事と私は何度も繰り返し申し上げます。
それがズレてたら、その成果物を作る作業をどんなに効率化しても意味がないですよね。
まず、仕事の目的からして「何を作るか」…ここを正しく見極める。
それが決まって初めて、その作成をどう効率的に済ませるか…という「どう作るか」というテーマが出てくる。
そして完成したら、「どう活かすか」…活用のイメージまで視野に入れて仕事ができるか。
こうしたところまで視野に入れて、Excelというツールを考えることでより生産性の高い仕事になります。
ちょっと話が抽象度の高いものになってしまいましたが、これが大原則です。
是非みなさんの個々の業務に当てはめて考えてみてほしいと思っています。
そして、その思考の中で迷うことが出てきたら、是非お気軽に相談して欲しいと思っています。
今まで13年間、数多くの企業の皆様とそんなご相談の話をたくさんしてきました。
そうした事例、知見を活かして確実にお役に立てる、そんな経験値を積んできました。
みなさんのお話を聞けるのを、心より楽しみにしています。