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『たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書』(技術評論社)にて、紙面の都合で書けなかった詳細をこちらで解説します。
■フォルダの作成 Mkdirステートメントを使います。Mkdir「フォルダ作成」を実行する単語だと訳します。 いきなり先頭にMkdirと書いて、その半角スペースあとに詳細を書きます。
【構文】 Mkdir フォルダを作りたい場所\作りたいフォルダの名前
【日本語訳】フォルダを作成。このブックが入っているフォルダの中の、「download」というフォルダ(を作る)。
■フォルダの削除 RmDirステーメントを使います。RmDirは「フォルダ削除」を実行する単語だと訳します。
【構文】 RmDir 削除するフォルダの場所\削除するフォルダの名前
【日本語訳】フォルダを削除。このブックが入っているフォルダの中の、「download」というフォルダ(を削除)。
■ファイルの削除 Killからはじまるステーメントを使います。Killは「ファイル削除」を実行する単語だと訳します。
【構文】 Kill 削除するファイルの場所\削除するファイルの名前
【日本語訳】フォルダを削除。このブックが入っているフォルダの中の、「data.xlsx」というフォルダ(を削除)。
■ファイルのコピー FileCopyステーメントを使います。FileCopyは「ファイルのコピー」を実行する単語だと訳します。
【構文】 FileCopy コピーするファイルのPathと名前,コピーされたのファイルのパスと名前
【日本語訳】ファイルをコピー。このブックが入っているフォルダの中の「data.xlsx」というファイルをコピー、コピ―されたファイルの名前は「data_2.xlsx」にする。
■ファイル名の変更 Nameステーメントを使います。
【構文】 Name 名前を変更したいファイルのパスと名前,変更後のファイルのパスと名前
(例) 「201601_請求データ.xlsx」というファイルの名前を「201602_請求データ.xlsx」に変更する操作の場合
【日本語訳】このブックが入っているフォルダの中の「201601_請求データ.xlsx」というファイルの名前を、「201602_請求データ.xlsx」に変更する。
■ファイルの移動 ファイルの保存場所を変更するのにもNameステーメントを使います。ファイルの保存場所を示す文字列を変更することで、結果的にファイルが移動されることになります。 (例)このブックが入っているフォルダの中の「data.xlsx」というファイルを、このブックが入っているフォルダの中の「処理済」フォルダの中に移動する場合
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