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『たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書』(技術評論社)にて、紙面の都合で書けなかった詳細をこちらで解説します。
IntersectメソッドApplication(エクセルそのもの)のメソッドです。複数のセル範囲の重なっている部分のセル範囲を取得することが出来ます。Intersectメソッドを使う事で、あるセルが特定セル範囲内にあるかどうかを判定することが出来ます。Intersect(Target, Range("A3:A7"))これは、TargetとRange("A3:A7")の重なっているセルがRangeオブジェクトで戻されます。重なっていない場合は、Nothingが戻されます。
Not真偽(True,False)を反対にします。TrueならFlaseに、FalseならTrueにします。
Isオブジェクト型変数を比較する場合の比較演算子です。通常の値(文字や数値)を比較する場合の=(イコール)と同じものと考えて下さい。
Nothingオブジェクト型変数に何も入っていない状態を指します。Intersectメソッドの戻り値はオブジェクトです。
以上を基に最初のコードを読むと、・TargetとRange("A3:A7")が重なっているセル←Intersect(Target, Range("A3:A7"))・が存在しない←Is Nothing・の反対←Not・がTrueならということになります。結果として、TargetとRange("A3:A7")が重なっていればThenを処理することになります。
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