Excel解説記事


6大必須関数(4) SUMIF関数~条件に一致する数値の合計を求める関数


例えば

図Aのような表から「カテゴリ別の売上を集計したい」

このような場合、G2セルには以下の式が入ります。

=SUMIF(C:C,F2,D:D)

図A


このように、条件に一致する数値の合計を求める時に使うのが「SUMIF関数」です。

【書式】

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

SUMIF関数には3つの引数があります。

・第一引数:範囲(集計の基準となる範囲)
・第二引数:検索条件(第一引数において指定した範囲で、合計したい行の条件)
・第三引数:合計範囲(合計したい範囲)


先ほどの

=SUMIF(C:C,F2,D:D)

この式は、以下の処理を行っています。

・合計したいのはC列の数値。しかし、C列の数値を全て合計したいわけではない
・C列において、セルの値がF2セルの値と等しい行のC列の値だけを合計する

そしてこの式をG3からG8までコピーすると、カテゴリごとの売上合計が求められます。

カテゴリの合計は、オートSUMのショートカット[Alt]+[Shift]+[=]を押すと求められます。


〇 実数一覧だけ出して満足してはいけない

このような表の場合、カテゴリごとの売上だけ出して満足してはいけません。
数字は何かと比べることではじめて意味をもちます。
そこでここでは「構成比」を出してみましょう。

図B


このように構成比を一緒に出すことで、カテゴリごとの偏りや重要度が見えてきます。


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