数値の小数点以下を削除するにはINT関数を使います。 「インティジャー関数」と言います。 =INT(数値) A1セルに3、B1セルに2を入力したとき、3÷2の答えをC1セルに出すには次のように式を入れればいいですね。 =A1/B1 すると、このセルには「1.5」が返されます。 ではこの「1.5」の小数点以下削除したい場合はどうすればいいでしょうか。 ここでINT関数を使います。 =INT(A1/B1) すると、このセルには小数点以下が削除されて「1」が返されます。 指定した数値が正の数の場合、その数値からただ小数点以下が削除された形の数値が返されますが、負の数を指定した場合、例えば「-5.3」を指定した場合…数式としては次の通りですが、 =INT(-5.3) この式が入力されたセルには、「-6」が返されます。 「?」となりますよね。 これは、この関数の考え方が、「指定した数値を超えない整数を返す」ということによるものなのです。 【関連記事】 INT関数 独学でやってきた方、体系的に学びたい方、もっと効率的に使いたい方へ… 過去10年間毎週開催・400回以上の開催で3700名以上が参加したExcelセミナーです。 実務直結・超実践型・一日完結・生涯無期限アフターサポートがついてます。 合わせて読みたい [関連記事]